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予実管理・経営会議支援

「経営再建」と「予算実績管理と決算シミュレーション」を絡めた
経営会議支援を提供

2008年12月に税理士事務所の変更を決断された株式会社高増工務店様 その決断を後押ししたものとは。 代表取締役の高増 本之さんに聞いた。

◆ 経営再建

̶ 結婚と同じで一度契約した税理士や会計事務所を変更するということは、なかなか腰が重くなる作業に感じられますが、何か以前の会計事務所は致命的なミスでもしたのでしょうか?

いえ、致命的なミスというものはなかったのですが、当時、我が社も平成不況の御多分に漏れず、前々年と前年度に小さいとはいえない損失を計上しており、聖域なきリストラを敢行しておりました。 仕入先、下請業者にもかなりの無理を受け入れてもらい、そのメスは当然ながら社内の人件費にも及んでいた訳ですが、当然、社内の空気も相当悪くなっていました。

当時の会計事務所は、社長の私だけがその会計事務所の担当者から試算表の報告を受けるというスタンスしかなかったものですから、会計事務所から他の役員に向けての会社の現状説明もなく、リストラの陣頭指揮を執っている私と他の役員との現状認識の距離もどんどん離れてきて、これはまずいなという状況でありました。

̶ なるほど。そんな折、決断サポートさんと出会われた訳ですね。決断サポートさんの話を聞いてみようとなった経緯についてお聞かせ下さい。

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はい、まあ経緯というか、もともと決断サポートさんの代表の上田先生とは現在弊社の専務を務めている私の息子が同級生というご縁があり、専務からも常々、名前は聞いていましたが、専務の代に代わればともかく、私の中では、まだまだと感じていたこともあり、お会いするまでには至っていませんでした。
ただ、私の方も先ほどの話のように役員との間で会社の現状認識の摺合せの必要性を感じ取っていたものですから、社長サイドでもなく、ある程度フリーな立場でものを言ってくれる人を求めている時期でもありました。それで一度、決断サポートさんに会社の現状についての分析と関与後のサービスについてのプレゼンをお願いしました。

◆「あるべき姿」化プロジェクト

̶ それで決断サポートさんの報告・提案はどのようなものでしたか?

そうですね。分析資料をプロジェクターを使って他の役員にもわかりやすく説明をしてくれました。決断さんの報告は概ね、当社は「まだまだ悪くない」というようなニュアンスで、それでリストラのために意気込んでいた私は若干の拍子抜けをしたように記憶しています。

ただそれは、過去の遺産により現状はまだ大丈夫だが、この遺産があるうちに早急な改善が必要ということで、リストラ路線を否定するものではありませんでした。 私自身、赤字が続いていたものですから、少々、自信を失いかけていた部分もありましたので、過去の評価をきちんとしてくれたことは、前向きになれて新たな勇気も湧いてくるものでした。

そして、報告は会社として何を目指し、どうあるべきかの社内再認識と共有化を目指し、「あるべき姿」の数値化と「あるべき姿」までの実行スケジュールを明確にしていきましょうという提案に続きました。

̶ それで決断サポートさんへ会計事務所の変更を決断された訳ですね。

そうですね。立場上、目の前の谷の深さを危惧する私と役員といっても身内ばかりで最後は社長がなんとかしてくれるだろうという他の役員との間の温度差を埋める触媒になってくれるだろうという期待感が持てました。プレゼンの後は、もう年齢の若さといった不安要素も消えていましたね。

◆ 予算実績管理と決算シミュレーション・短期受注計画

̶「あるべき姿」の数値化とは具体的にはどんなものでしたか?

はい、具体的には、コンセプトを共有した中期経営計画の策定とそれに向かうための予算設定と実績管理の実行です。実績により変化していく決算予想に短期受注管理とそれらを踏まえた次年度計画をどんどん先取りしていき、常に未来に目を向けた経営を進めていくことです。

現在は、そのための役員会議を四半期ごとに開催し、決断サポートさんには会議のナビゲートをお願いしています。

̶ なるほど、過去数字の試算表説明ではなく、まさしく未来会計の実践ということですね。ところで、顧問料等の料金は以前より高くなったのでしょうか?

えぇっと、どうでしたかね(笑)。

でも、そもそも顧問料もリストラの対象としてどうにかならんもんかと思案して腰を上げた話でもありましたので、先生の方には当時、かなり勉強してもらったと記憶してますよ。

̶ 会計事務所の引き継ぎの際は、スムーズにいきましたでしょうか?

そうですねぇ。まあ、たとえ他人といっても、これまで当社の勘定奉行を務めて頂いていた訳ですから、電話でお断りとはいきませんでした(私の性格上)。情もありますし、お断りの際は、多少の引き留めはありましたが、最後は私の経営判断で契約解除をお願いしてきました。

̶ 書類の返却などはいかがでしたか?

まあ、書類といっても元はといえば全て、私共の書類な訳ですから、返却して頂くべき書類はきちんと返却頂いたと思いますよ。

また、決断サポートさんからも引き継ぎに際して前会計事務所から返却を受けておいてほしい書類のお願いがありましたが、まあ最悪、何とかなりますから気にしないで下さい。とおっしゃって頂いていましたので、その当たりのことに関しては不安はありませんでしたよ。

̶ 最後は、専務さんにお話を伺います。決断サポートに会計業務を依頼して率直な感想をお聞かせください。

過去担当してもらっていた税理士さんは、社長だけが会計事務所の担当者から試算表の報告を受ける体制で孤独を感じることがありました。

決断サポートさんに変わってから、決算報告や今後のビジョンなど役員全員と一緒に考えてくれるような体制を取って頂いているので、会社全体にエネルギーがもらえます。

また、役員一同が一緒に報告を受けるので、みんなですべてを分かち合う姿勢が取れるため仕事をこなすごとに、みんなが一つになっていくよう実感します。

将来に対して孤独を感じさせないことや従業員が一丸になって仕事を取り組むようになったことが決断サポートさんに会計業務を依頼して本当によかったと実感しています。